生理周期と女性特有のホルモン

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生理周期と女性特有のホルモン

こんにちは!福岡のパーソナルトレーナ柴山です!

今回は”月経周期と女性特有のホルモン”について書いていきます。

また、この記事とは別に”生理周期を踏まえた運動サイクル”についても書いていますので、ご興味のある方はご覧ください!

月経 運動 ホルモン
”生理周期を踏まえた運動サイクル”の記事はこちら↑

月経とは

月経(生理とも呼ばれます)は、子宮の内側を覆っている膜(子宮内膜)が剥がれ落ち、それに伴い出血が起きる現象です。
月経は約1カ月の周期で起こり、妊娠中を除けば生殖可能な期間の全体を通してみられます。
月経は思春期に始まり(初潮または初経)、閉経以降は生涯みられなくなります。

月経の定義として、月経周期は出血が始まった日を開始日として、この日を1日目と数えます。
そして、次の月経が始まるまでの期間が1回の月経周期となります。
月経周期の長さには、正常でもおよそ25~36日間という幅があります。
月経周期がちょうど28日間となる女性の割合は10~15%にすぎません。
また少なくとも20%の女性で、周期は不規則になります。
つまり、月経周期は正常範囲より長かったり短かったりします。
通常、月経の開始(初潮)の直後と閉経の直前の数年間は、月経周期の変動が最も大きくなり、1回の周期の長さは最も長くなります。

月経周期はホルモンによって調節されています。
下垂体から分泌される黄体形成ホルモンと卵胞刺激ホルモンは、排卵を促進するとともに、卵巣を刺激して エストロゲンと プロゲステロンの分泌を促します。
エストロゲンと プロゲステロンは、子宮と乳房を刺激して、受精の可能性に備えさせます。

月経周期にみられる変化

月経周期は、複数のホルモンの複雑な相互作用によって調節されていて、黄体形成ホルモンおよび卵胞刺激ホルモンと、女性ホルモンである エストロゲンおよび プロゲステロンが関与します。月経周期は月経時の出血によって始まり、月経の初日が卵胞期の1日目となります。

卵胞期

卵胞期の始まりでは、 エストロゲンと プロゲステロンの血中濃度が低くなっています。その結果、厚くなった子宮内膜(子宮の内側を覆っている組織)が崩れて剥がれ落ち、月経の出血が起こります。これとほぼ同時期に、卵胞刺激ホルモンの血中濃度がわずかに上昇し、それが刺激となって、卵巣でいくつかの卵胞が成長を開始します。1つの卵胞には1つの卵子が入っています。卵胞期の後半には、卵胞刺激ホルモンの血中濃度が低下するにつれて、卵胞のうち1つだけが発育を続けて成熟していきます。この卵胞からは エストロゲンが分泌されるようになります。

卵胞期は、月経による出血の最初の日(1日目)から始まります。この期間に起きる主な現象は、卵巣にある卵胞の発達です。卵胞期の開始時点では、子宮の内側を覆っている組織(子宮内膜)は、胚に栄養を与えられるように水分と栄養分を豊富に含んで厚くなっています。受精が起きなかった場合には、 エストロゲンと プロゲステロンの血中濃度が低下します。その結果、子宮内膜の上層部分が剥がれ落ち、月経の出血が起きることになります。

この頃、下垂体からの卵胞刺激ホルモンの分泌量がわずかに増加します。このホルモンの刺激によって3~30個の卵胞が成長を始めます。1つの卵胞には1つの卵子が入っています。卵胞期の後半になると、卵胞刺激ホルモンの血中濃度が低下していき、卵胞のうち1つだけ(主席卵胞)が成長を続けます。この卵胞は間もなく エストロゲンを分泌するようになり、その刺激を受けた他の卵胞は退化していきます。増加する エストロゲンの作用により、子宮は準備を整え始め、黄体形成ホルモンの血中濃度の急激な上昇も刺激されます。

平均的には、卵胞期は約13~14日間続きます。月経周期を構成する3つの期間のうち、長さに最も幅があるのは、この卵胞期です。閉経が近づくにつれて短くなっていく傾向があります。卵胞期は、黄体形成ホルモンの血中濃度が急激に上昇した時点で終了となります。黄体形成ホルモンの血中濃度が急上昇すると、卵子が放出され(排卵)、次の期間が始まります。

排卵期

排卵期は、黄体形成ホルモンと卵胞刺激ホルモンの血中濃度が急激に上昇して始まります。黄体形成ホルモンの刺激により主席卵胞が卵巣の表面から突出し、最終的には破裂して、 卵子の放出(排卵)を促しますが、排卵は通常、両ホルモンの急激な増加が始まってから16~32時間後に起こります。この時期には エストロゲンの血中濃度がピークに達し、さらに プロゲステロンの血中濃度も上昇し始めます。

また、排卵期は通常16~32時間続き、黄体形成ホルモンの血中濃度が急上昇して約10~12時間後に卵子が放出されて終わります。放出された卵子が受精できる期間は、排卵後長くても12時間程度にすぎません。

黄体ホルモンの血中濃度の急上昇は、このホルモンの尿中濃度を測定することで検出できます。この測定は、女性の体が妊娠可能な状態にある時期を調べる方法として用いられています。卵子が放出される前に生殖路に精子が侵入していれば、受精の可能性がより高くなります。ほぼすべての妊娠が排卵前の3日間に行われた性交によって起こります。

人によっては、排卵の前後に下腹部の左右どちらかに鈍い痛みを感じることがあり、この痛みは中間痛と呼ばれています。この痛みは数分から数時間続きます。痛みは排卵が起きた卵巣と同じ側に感じられ、その正確な原因は解明されていません。中間痛が生じるのは卵胞が破裂する前のこともあれば後のこともあり、毎回の月経周期で常に起きるとも限りません。

卵子の放出は左右の卵巣で交互に起こるのではなく、ランダムに起こると考えられています。しかし、片方の卵巣が摘出された女性では、残った方の卵巣で毎月排卵が起こるようになります。

黄体期

黄体期に入ると、黄体形成ホルモンと卵胞刺激ホルモンの血中濃度は低下していきます。破れた卵胞は卵子を放出した後に閉鎖し、黄体に変化して、 プロゲステロンを分泌するようになります。この期間の大半にわたって、 エストロゲンの血中濃度は高いまま維持されます。 プロゲステロンと エストロゲンにより子宮内膜が厚くなっていき、妊娠に適した環境が整えられます。受精が起こらなかった場合は、黄体は退化して プロゲステロンを分泌しなくなり、 エストロゲンの血中濃度も低下して、厚みを増していた子宮内膜が崩れて剥がれ落ち、月経の出血が起こります(次の月経周期の始まり)。


月経のサイクル

通常、月経周期は25〜28日で、月経周期の始まりは月経の開始日です。
次の月経開始までの1回分の月経周期を「1サイクル」といいます。
月経の周期を正確に把握することは、妊娠を成立させるために重要です。
なお、月経周期は大きく3つに分けられます。
卵胞が発育を開始して成熟卵胞になるまでの期間を「卵胞期」、卵巣から卵子が排出される時期を「排卵期」、排卵後の卵胞が黄体となる期間を「黄体期」といいます。

月経周期は複数のホルモンによって調節されています。
月経が開始されるとゴナドトロピン(性腺刺激ホルモン)の一種である卵胞刺激ホルモン(FSH)や黄体形成ホルモン(LH)が卵巣に作用し、卵胞が発育し始め、エストロゲンを分泌します。
エストロゲンにより子宮内膜が増殖・肥厚し、受精卵を迎える準備が始まります。

主席卵胞が20mm位に発育すると卵胞からエストロゲンがたくさん分泌されることで、卵胞が十分に発育したとからだが判断し、LHの濃度が急激に高まり(=LHサージ)、卵子は成熟し排卵が起こります。
排卵後の卵胞は黄体となり、プロゲステロンとエストロゲンを分泌します。
プロゲステロンは厚くなった子宮内膜を、さらに受精卵が着床しやすい状態にします。
受精卵が着床しなかった(=妊娠しなかった)場合、黄体は14日程度で寿命を迎え白体となり、エストロゲンとプロゲステロンが減少します。
すると、厚くなった子宮内膜は剥がれて排出されることで月経が起こります。

ゴナドトロピンとは、脳下垂体から分泌されるホルモンの一種で、卵胞刺激ホルモン(FSH)や黄体形成ホルモン(LH)などが該当します。
女性のからだは、脳の視床下部から分泌される「ゴナドトロピン放出ホルモン(=GnRH)」によって支配され、卵胞の発育や成熟、排卵などの月経周期が正常に営まれています。
GnRHが脳の視床下部から分泌されると、脳の下垂体がそれを受けてFSHやLHが分泌されます。
FSHやLHは血流にのって卵巣まで移動し、卵胞の発育や成熟に関与します。
また、正常な月経周期が営まれるよう、ホルモン分泌はフィードバック機構によりコントロールされています。

女性ホルモンというのは、エストロゲンやプロゲステロンの総称です。
エストロゲン(E)は卵胞の発育と共に産生されるため、「卵胞ホルモン」ともいいます。
エストロゲンには、エストロン(E1)、エストラジオール(E2)、エストリオール(E3)の3種類がありますが、性成熟期に働く主なエストロゲンはエストラジオールです。
エストラジオールはエストロゲンの中で最も活性が強く、通常、検査で測定される血中エストロゲンの主成分となります。

プロゲステロン(P,P4)は主に黄体で作られるため、「黄体ホルモン」ともいいます。
プロゲステロンは受精卵が子宮内膜に着床しやすい状態に整え、着床(妊娠)後は妊娠を継続させる働きがあります。
また、プロゲステロンは体温をつかさどっている脳の体温中枢に作用を及ぼし基礎体温を上げる働きもあるため、排卵後プロゲステロンが分泌されている間は体温が高い状態が続き(=高温期)、0.3〜0.6℃程度上昇します。
不妊治療においてエストロゲンやプロゲステロンが足りないと判断された場合には、子宮内膜の増殖や肥厚を促すためにくすりとして投与することもあります。

月経に関しては男性は関係がないですが、女性と仕事やプライベートで関わる際に知識があると心配りができる場面もあるかもしれませんね。

トレーナーであればぜひ頭に入れておきたい内容ですので、トレーナーとして今後も学びを深めていきます。

以上、福岡のパーソナルトレーナー柴山でした!

福岡市中央区薬院駅近郊のBMSや春日市春日原駅近郊のNCCAコンディショニングセンター福岡南にてパーソナルトレーニングを提供している5toolgymです。ダイエット、筋力アップ、身体引き締め、姿勢改善、パフォーマンスアップ、栄養指導などご相談ください。福岡 博多 天神 大名 薬院 桜坂 六本松 春日 春日原 大野城